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必見!メタマスク 「サブウォレット」の作り方「盗難対策」

効果的な盗難対策とは

NFT界隈には詐欺師が多く潜んでいます。
そこで有効とされる盗難対策はウォレットを複数持つことです。
安全なサイトへ接続する時と怪しいサイトに接続する時に
違うウォレットを使用します。
怪しいサイトに接続するウォレットにはNFTや暗号資産を入れないことで
盗みたくても盗めない状況にするわけです。
ここでは、メタマスクのサブウォレットの作り方を説明します。

NFTにはじめるには自己防衛のスキルは必須なんだ

MetaMaskのサブウォレットを作ることの意味

【MetaMaskのサブウォレットを作る意味】

MetaMaskは、Ethereumネットワーク上での取引を行うためのウォレットです。このウォレットでは、サブウォレットを作成することができます。では、なぜサブウォレットを作る必要があるのでしょうか。

  • 取引の分散化
    MetaMaskのサブウォレットを作成することで、取引を分散化することができます。たとえば、ビジネスで使うETHと個人で使うETHを分けて管理することができます。また、複数の人でETHを管理する場合にも、サブウォレットを作ることで分散化が可能になります。

  • セキュリティの向上
    サブウォレットを作成することで、セキュリティを向上させることができます。たとえば、個人的なETHとビジネスで使うETHを分けて管理することで、万が一の不正アクセスやハッキングの被害を最小限に抑えることができます。

  • 取引の追跡
    サブウォレットを作成することで、取引の追跡がしやすくなります。たとえば、ビジネスで使うETHの取引履歴を追跡することで、ビジネスの収支を正確に把握することができます。

以上のように、MetaMaskのサブウォレットを作成することで、取引の分散化やセキュリティの向上、取引の追跡など、さまざまなメリットがあります。ぜひ、自分に合ったサブウォレットを作成して、安全に取引を行いましょう。

盗難対策の3つのウォレット

NFT盗難対策のためのサブウォレットの考え方

ウォレットを偽サイトに接続しただけで盗難されます。

ハッキング前提の資金管でハッキングされたときの被害を減らす思考です。

  • メインウォレット(安全サイト接続)
  • NFT保管用ウォレット(NFT保管専用)
  • エアドロ用ウォレット(エアドロ・危険サイト接続)
メインウォレットはオープンシーなどの安全なサイトへ接続するウォレットです。
NFT保管用ウォレットはNFT保管専用で他のサイトへは接続しません
エアドロ用ウォレット怪しいサイトへ接続する時や
エアドロ(ギブアウェイ)の無料配布NFTの受け取り用に使用します。
盗まれたくないものは接続しないウォレットへ入れて
怪しいサイトへは空のウォレットで接続するという考え方です。
カンタンでシンプルな方法ですがコレが一番効果があります。

メタマスクのサブウォレットを作る工程

今回はPCを使ってGoogleChromeで新しいメタマスク ウォレットを作る方法
カンタンに説明します。
大まかな作業工程は下記のようになります。

Googleアカウントを新しく作ることでChromeに新しいメタマスクのウォレットを

組み込むことができます。

Chromeでアカウントを切り替えるだけで別のウォレットを使えます

新しいGoogleアカウントを取得

まず、Googleアカウントを新しく取得します。

その方法は2つあります。

  1. 新規取得(新しいGmailアドレスが作られる)
  2. Gmail以外(Yahoo!など)のアドレスでアカウント取得

つまり、新しいGmailアドレスを作るか既存のYahoo!などの別アドレスで取得するかです。

ここでは新規取得で新しいGmailアドレスを作る方法で説明します。

注意※ Googleアカウントは複数作れますが、現在使用しているメールアドレスでは 新アカウントは作れません。新アカウントごとに新メールアドレスができます。

新アカウントを作るとGoogleドライブも無料で使えるよ
15GB×3アカウントで45GBが手に入るんだ

新規Googleアカウントの取得方法

ユーザー名パスワードをご用意ください。

使用目的が分かるユーザー名にしましょう。

わたしの場合は「NFT」「GIVE」を入れて区別しています。

  1. Chrome起動
  2. 右上の「プロフィール」アイコンをクリック
  3. 別のアカウントを追加」をクリック
  4. 下の「アカウント作成」をクリック
  5. 個人で使用(適切なものを選択してください)を選択
  6. ユーザー名」「氏名」「パスワード」を入力
  7. 次へ」をクリック
  8. 電話」「再設定メールアドレス」「生年月日」「性別」を入力
  9. 次へ」をクリック
  10. 同意する」をクリック
  11. 新規アカウント作成完了

これで新アカウントができました。

必要であれば新しいメールアドレスをメーラーに設定しておきましょう。

わたしは、新アカウントのメールアドレスは使用しないので

ChromeGmailでサイトで読むようにしています。

Googleからメールアドレス確認のセキュリティコードが送られてきます

完了しましたらもうひとつ新規アカウントを作りましょう。

現在のアカウントと合わせて3つのアカウントができあがります。

Chromeに新プロフィールを設定

3つのアカウントが揃ったら次はChromeに新プロフィールを設定します。

メインウォレット」「NFT保管用ウォレット」「エアドロ用ウォレット

の3つのウォレットに対応したChromeプロフィールを作ります。

どれにしても作り方は同じなのですが、どのアカウントでどのウォレットを

使うかを意識してください。(一目わかるように設定します)

また、現在のアカウントでウォレットを既に使用している場合

そのアカウントを「エアドロ用ウォレット」にすることをおすすめします。

「メインウォレット」と「NFT保管ウォレット」をクリーンな状態で作りたいからです。

Chrome新プロフィールの追加方法

  1. Chrome起動
  2. 右上の「プロフィール」アイコンをクリック
  3. 追加」をクリック
  4. Googleアカウントと同期」を選択
  5. 名前」「写真」「テーマ」を設定
  6. 完了」で追加完了

名前」はウォレットの種類が分かる名前にしましょう。

写真」はアイコンですが無くてもいいです。

テーマ」でChromeのカラーを設定できるので目立つ分かりやすい色にします。

わたしは、NFT管理用ウォレット用にイエロー、エアドロ用ウォレット用にレッドを

使用してウォレットを間違えない見た目にしています。

この行程をもう一度行い、2つのChromeプロフィールを作ります。

メタマスクウォレットのメインアカウントサブアカウントを表示できるよ

Chromeプロフィールの切り替え方法 

  1. Chrome起動
  2. 右上の「プロフィール」アイコンをクリック
  3. 切り替え先のプロフィールを選択

プロフィールのプルダウンメニューでカンタンにプロフィールを選択できます。

ここで切り替えてメタマスクを使い分けます。

Chromeを初回に起動したときにプロフィールの切り替え画面が出てきます。

常時使うに✓を入れれば毎回選択画面が出てきます。

メタマスクをChromeへ設定

Chromeプロフィールごとにメタマスクのウォレットを作成します。

メインウォレット

NFT用ウォレット

エアドロ用ウォレット

の3プロフィールへウォレットを作ります。

※現在のプロフィールでNFT取引をしている場合はそのプロフィールをエアドロ用ウォレットにすることをおすすめします。メインとNFT用のウォレットはクリーンな状態がベストです。

メタマスクのChromeへの設定方法

メタマスク公式サイト

metamask.io

  1. 上記リンクからメタマスク公式サイトへアクセスする(偽サイト注意)
  2. Download for Chrome」をクリック
  3. Chromeに追加」をクリック(Chromeウェブストア)
  4. 拡張機能を追加」をクリック(メタマスクインストール完了)
  5. MetaMaskへようこそ「開始」をクリック
  6. ウォレットの作成」をクリック
  7. 品質向上へのお願いぺージ「同意します」をクリック
  8. パスワード作成にパスワード入力
  9. 利用規約にチェックを入れて「作成」をクリック
  10. ウォレットを保護「次へ」をクリック
  11. シードフレーズのバックアップの黒い部分をクリック
  12. 表示されたシードフレーズをメモして保存(絶対に他人に教えない)
  13. 次へ」をクリック
  14. シードフレーズの確認でさっきのシードフレーズを選択して「確認」をクリック
  15. 全て完了」をクリックでメタマスクウォレット作成完了
  16. GoogleChrome右上の拡張機能ボタンをクリックしてメタマスクを選択するといつでもメタマスクを表示できます
Chromeへメタマスクのウォレットが作成できました。
これを繰返して3つのウォレットを作成します。
※必ずシードフレーズをメモして保存してください。
ウォレットを復元する時に必要です。

秘密鍵の取り出し方法

通常使用しているウォレットに2つのサブアカウントを表示させるときに秘密鍵が必要です。

Chromeに設定したサブウォレットの秘密鍵を取り出してコピー保存します。

シードフレーズと同様に大切なものなので保存管理してください。

秘密鍵はウォレットにアカウントをインポートする時に使います
秘密鍵の取り出し方
  1. ウォレット右上の「」をクリック
  2. アカウントの詳細」をクリック
  3. 秘密鍵のエクスポート」をクリック
  4. パスワードを入力
  5. 確認」をクリック
  6. 表示された秘密鍵をクリックしてコピー
  7. メモ帳などに保存
  8. 完了」をクリック
シードフレーズや秘密鍵クラウドなどではなく安全な場所に保存します。
一番安全なのは手書きでメモすることですが、わたしはパスワード管理アプリの中に記入しています。
このデータは絶対に第三者に漏らしてはいけないものなので万全の態勢で臨みましょう。

「シードフレーズと秘密鍵」何度も言ってるけど、非常に重要なものなんだ「極秘資料」として扱ってね

メインウォレットにサブウォレットを表示

サブウォレットをメインウォレットへインポートすることでメインウォレットにサブウォレットを表示することができます。
Chromeプロフィールを切り替えずに閲覧できるから便利です。
サブウォレットのインポート方法
  1. PCは右上の「アイコン」、スマホは左上の「」をクリック
  2. メインアカウントの「アカウント名」をクリック
  3. アカウントをインポート」をクリック
  4. インポートするアカウントの「秘密鍵」を入力
  5. インポート」をクリック
これでマイアカウントにアカウント一覧として表示されます。
インポートされたアカウントは「インポート済み」と表示されます。
コレをクリックすることでウォレットを表示できます。
この時にアカウント名がAccount1のままでは判別しにくいので
アカウント名を変更しておきましょう。

アカウント名を利用目的がわかる名前にするとウォレット間違いが無くなるから安全に取引ができるよ

アカウント名の変更方法
  1. アカウント名」をクリック
  2. 右上「」をクリック
  3. アカウントの詳細」をクリック
  4. アカウント名右にある「えんぴつ」をクリック
  5. 名前を入力して「」をクリック

これで分かりやすい名前になりました。

わたしのばあいは「MAIN」「NFT」「GIVE」とシンプルなものにしています。

インポートとアカウント名の変更はPC、スマホそれぞれ行ってください。

スマホアプリ版のアカウント名変更はアカウント表示画面でアカウント名を長押しすることで変更できます。

取引はChromeでPCから行うのがメインになるんだけど、スマホからウォレットの内容を参照できるので便利だよ

このページのまとめ

ポイント
  • 有効な盗難対策はウォレットを分けること
  • 3つのウォレットで盗難対策
  • Google別アカウントを作る
  • GoogleChrome別プロフィールでメタマスクウォレットを作る
  • メタマスクで別ウォレットも表示できる
  • ウォレット名は用途が分かる名前にする

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